ララピポ/奥田英朗
★★
エロくてプチグロな一冊です この本は書店店頭で変な表紙に魅かれて購入しました 中は6つのオムニバス的なお話です 的なというのはまったく独立した話ではなく それぞれの主人公がそれぞれに少しずつ関わっているお話だからです 主人公は皆、ニートだったり3流だったりけして表舞台でスポットライトが当たるような 主人公にはなれないような人達ばかり というよりどちらかというと裏舞台の人達ばかり でも、なんとなくさくさく読めたのはニュースで出てきそうな人達ばかりなので 今の時代を映しているのかな、などと思いながら少し身近に感じてしまうからなのでしょう 今、私は渋谷で仕事をしているのですが この作品の中に渋谷が舞台になっている場面がいくつかあるのも身近な要素なのでしょう 実際、エロ作家が逃げるシーンで道玄坂からのんべい横丁を通ったりという シーン設定なのも地域的知識があるからなのでしょうね ちゃんと道順が描けましたから 笑 そしてこの不思議なタイトルも 最後でわかります ナルホドね という感じです
by nono1208
| 2005-12-18 21:26
| 本
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